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映画「世界から猫が消えたなら」ってどんなお話?あらすじを紹介! [映画]

「世界から猫が消えたなら」って知ってますか?

2016年公開される予定の映画なのですが、何やら感動する作品のようなんです。

今回は、そんな期待の映画「世界から猫が消えたなら」のあらすじを紹介したいと思います。

世界から猫が消えたならってどんなお話し?

「世界から猫が消えたなら」は、あの「電車男」を企画プロデュースした川村元気が初めて手掛けた小説で、世界初のLINE小説として発表された作品です。

母親が残した1匹の猫と暮らす30歳の郵便配達員の「僕」が主人公のこの作品は、「僕」が余命を宣告された最後の一週間を描いてます。
ある日の月曜、脳腫瘍の為余命あとわずかと宣告される「僕」。なんとその日アロハシャツ姿の陽気な悪魔が登場し、実は明日死ぬ予定になっていることを告げられます。
その時悪魔からこの世から一つだけの物を消せば、1日だけ命が延びるという取引を持ちかけられます。
「僕」それに同意します。

ある日の火曜日、まず電話を消えることが告げられ、電話が消える前に1回電話をすることが許されます。

ある日の水曜日、映画が消え、消される前に一本の映画を見ることが許されます。

ある日の木曜日、世界から時計が消されます。この時一緒にいる猫がしゃべり始めます。

ある日の金曜日、悪魔から猫を消すことを告げられます。このときに昔の恋人と会います。

ある日の土曜日、『僕』は物を消しながら生きながらえるより、もっと大切なことに気付き、
自分の葬式の準備をし、長らく絶縁状態の父親に手紙を書きます。

ある日の日曜日、愛猫と共に隣町にすむ父親のもとに手紙を届けるため郵便配達人として最後の仕事をします。

世界から猫が消えたならってどういう作品?

火曜日、水曜日、木曜日と物が消されていく中、『僕』は、恋人との時間の大切さや、物が無意味に存在していない事や、母親の大きな愛に気付いたりします。

作者の川村元気は
『失うことと、得ることは一体になっています。失うことによってはじめてみえる世界がある。それに対して無意識に生きている人生と想像を及ばせる人生があるのだったらぼくは、後者でありたい。』

このことがきっかけでこの作品を描いたそうです。
この言葉がこの作品の大きなあらすじといてもよいと思います。
原作も一気に読める感じではありますが、この言葉が感じられ自分のことのように本の世界に入っていきます。

後この作品には親子の、家族の絆についても描かれています。
死の最後まで、愛情を注いでくれた母親の思いだけでなく、絶縁状態の父親も実は『僕』のことを思ってくれていたことを思いつぐんでゆきます。

最後、郵便配達人として隣町にすむ父親に手紙を私に行く『僕』の顔は一体どんな顔なんでしょうか?

映画でどういう感じで描かれるのか、楽しみなところです。


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